

組み木型
素地作りはまず製図から。 (その前に模型作りがある) 胴張り(真ん中が膨らんでいる)の器物は漆を重ねて硬化していくと絶対に抜けないので、組み式の木型を作ります。 要はちょうちんみたいなもんです。 網代を傷つけられないので石膏を割る方式はできません。...
3月24日


塗りひご1100本
今年の作品はヒゴの数が多め、、、 大体毎年800本内にはおさまっていたのだけど、今回ちょっと大きいのね。 (二重なので倍必要です。) そういうものが作りたいのだからまあそれはしょうがないのだけど、今年は本展の締切も大分早まっているので戦々恐々…。...
3月1日


竹取り&油抜き
今年も材料の真竹をとりました。 備忘録も兼ねて記録しておきます。 伐採日は11月30日新月一日前。 埼玉県某所。 今年は新月にこだわってみました。 竹や木材は新月に切るといいよとは前々から聞いておりましたがあまり意識した事はありませんでした。...
2024年12月7日


高松へ受賞式に行ってきました。
香川県文化芸術選奨を賜り、11月3日に香川県庁にて受賞式があり行ってまいりました。 先輩の松本達弥さんは香川県文化功労者としてご一緒させていただきました。 池田豊人知事から賞状を拝受。 私は出身も現住所も香川ではありませんが、このような賞がいただけるというのはやはり技法の重...
2024年12月2日


香川県文化芸術選奨
この度、2024年度の香川県文化芸術選奨を受賞いたしました。 https://www.pref.kagawa.lg.jp/bunka/sogo/2024bunkahyosyo.html 大変ありがたい事と存じます。 今日私がものを作れるようになったのは漆芸研究所のおかげです...
2024年10月29日


籃胎蒟醤箱「深淵」
///////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 第71回 日本伝統工芸展 THE 71st JAPAN TRADITIONAL Kōgei EXHIBITION...
2024年9月17日


真竹を食す
真竹の筍のシーズンは孟宗竹が過ぎた頃、、、 念願の真竹の筍を食べました。 人生初です! 嬉しい! 真竹は細いですが、とても柔らかい。 筍の下ごしらえは大量のゴミが出ますね。笑 皮もおにぎり包むのに使えるらしいけど(売っている!)とりあえず包まないから、、、...
2024年6月12日


漆を食す
毎年の恒例行事。 漆の天麩羅食べました。 今年は芽吹くの早いかもしれません。 あっという間に大きくなっちゃうので、食べ頃は注意深く見張らねばなりません。 他の旬のものたちと! 衣をつけて塩で食べる。 おひたしも味噌汁も試したけど、天麩羅が一番美味しい!...
2024年4月3日


キサゲの柄をつける
台湾で買ったキサゲ的な刃物。 用途はなんだったんだろう。 丸刀もあったなぁ。 まずはコイツを半分に切るよね。 数を増やしたいよねー。 何故増やしたいかって? それは研ぐ手間を省くためでございます。 一本でまわしてたらいちいち研がなければならないじゃん?...
2024年2月10日


油抜き
真竹の油抜きをしました。 鍋がでかいのでお湯を沸かすのが結構大変。 自宅コンロで沸かしたものを現場(庭)に集めました。 苛性ソーダを入れるとシュワシュワ言い出し、指に触れるとヌルヌルしてとてもこわいです。 今年は重曹でやろうかとも思ったのですが、やはり効果はイマイチらしい。...
2024年2月2日