

組み木型
素地作りはまず製図から。 (その前に模型作りがある) 胴張り(真ん中が膨らんでいる)の器物は漆を重ねて硬化していくと絶対に抜けないので、組み式の木型を作ります。 要はちょうちんみたいなもんです。 網代を傷つけられないので石膏を割る方式はできません。 ゆえに木工も少々やります。 しかし電動工具類がないので木づくりがめちゃくちゃ大変、、、 鋸で切れたら切るけど、手鉋でおよそ厚みを揃えます。 最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなやり方でいかせていただきます。 汗だく。 ええ、漆で汗なんてかいたことないです。 汗が冷えれば寒いし、木粉&花粉症で鼻水も止まらなくてもうめちゃくちゃ。 しっかし大西勲セレクトの毛引き、鉋のよく切れること。 道具が仕事をしています。 蟻さくり鉋 畔引き鋸 コテ鑿 蟻桟(ありざん)を作るための道具たち。 そう、組み木型は蟻桟が山場なのであります。 指物的な仕事は超シビアです。 1/10㎜で一喜一憂なのだから。 部材にイボタローをこすりつけると滑りがよくなります。 仏壇の蝋燭でもいいらしいけどね。..
2025年3月24日


塗りひご1100本
今年の作品はヒゴの数が多め、、、 大体毎年800本内にはおさまっていたのだけど、今回ちょっと大きいのね。 (二重なので倍必要です。) そういうものが作りたいのだからまあそれはしょうがないのだけど、今年は本展の締切も大分早まっているので戦々恐々…。...
2025年3月1日


竹取り&油抜き
今年も材料の真竹をとりました。 備忘録も兼ねて記録しておきます。 伐採日は11月30日新月一日前。 埼玉県某所。 (私有地、許可を貰っています) 今年は新月にこだわってみました。 竹や木材は新月に切るといいよとは前々から聞いておりましたがあまり意識した事はありませんでした。 昔の人は非常に感覚的だけど理にかなっているのでその通りなんでしょうが、なぜなんだろう。 一応自分なりに落とし所をつけたい。 新月とは太陽、月、地球の並びの時の事を言いますよね。 すなわち太陽、月と引っ張るチカラが並ぶと材の水分が一定の方向に集まり。 逆に満月だと材の中の水分は分散され、潤った材となり腐りやすいのではないかと思います。(仮説) またピンポイントで新月がbestdayなのではなく、大事なのはベクトルであり、ゆえに新月に向かう一週間くらいの間でもいいとか。 新月伐採を「 闇切り 」と言うそう。 今回はちゃんと上下もマーキング。 竹は天から地へ裂けやすいらしいです。 節を切ってしまえばもうわからないからこの段階で一本一節づつ油性ぺンで印をつけておきます。...
2024年12月7日


高松へ受賞式に行ってきました。
香川県文化芸術選奨を賜り、11月3日に香川県庁にて受賞式があり行ってまいりました。 先輩の松本達弥さんは香川県文化功労者としてご一緒させていただきました。 池田豊人知事から賞状を拝受。 私は出身も現住所も香川ではありませんが、このような賞がいただけるというのはやはり技法の重...
2024年12月2日


香川県文化芸術選奨
この度、2024年度の香川県文化芸術選奨を受賞いたしました。 https://www.pref.kagawa.lg.jp/bunka/sogo/2024bunkahyosyo.html 大変ありがたい事と存じます。 今日私がものを作れるようになったのは漆芸研究所のおかげです...
2024年10月29日


籃胎蒟醤箱「深淵」
///////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 第71回 日本伝統工芸展 THE 71st JAPAN TRADITIONAL Kōgei EXHIBITION...
2024年9月17日


真竹を食す
真竹の筍のシーズンは孟宗竹が過ぎた頃、、、 念願の真竹の筍を食べました。 人生初です! 嬉しい! 真竹は細いですが、とても柔らかい。 筍の下ごしらえは大量のゴミが出ますね。笑 皮もおにぎり包むのに使えるらしいけど(売っている!)とりあえず包まないから、、、...
2024年6月12日



