

竹割り包丁の柄をつける
繊細な仕事には繊細な道具を。 そこからだったのだ、、、。 ヘラ木は竹同様にナタで割れる。(やってもらったけど) それはまるで割り香合。 みぞを彫り、接着剤を塗る。 Eセットはいいセット、、、(ガクッ) プレス後は鉋で形を作ります。 長時間手に持っても痛くない形を探りながら。...
2023年10月29日


【やってみた】錆び取り
古い玄能を手に入れたのですが、かなり錆びていました。 木工用ボンドが錆び取りに効くと聞いたので厚く塗りたくる。 一晩おくとこんなかんじに透明になります。 それをペリーっとはいかないですが地道に剥がしていく。 もう少しとりたいので2回やりました。 いい感じなんじゃない?...
2023年9月7日


鞘塗り続き
形を整えました。 蒟醤の色埋めで余る色漆たち。 作品を作り終えた後はちまちまこまごまです。 塗り重ねて研ぎ出しにしようと思います。 ターコイズブルー ピンク。 このピンクは朱ベースではなく、紅ベースのピンクです。 、、、 すなわち青みピンク。...
2023年7月29日


小刀の鞘を作る
安重の刃物を母上からもらう。 切花用の刃物らしい。 小型のヘラ太刀に丁度いいじゃーん。 よく切れます。 という事で専用の鞘を作ろうとしています。 ヘラ木の切れ端があったからちょうどよかったです。(超柾目) 色んな刃物鞘を見ると、彫り込みは片方だけのようでした。...
2023年6月4日


粉匙を作る
金属粉用の匙は化学実験用では繊細さが足りなかった、、、。 一グラムの中からほんのちょっとだけすくいたい。 そんな感覚なので、刃物みたいな匙が欲しい。 買ってもいいんだけど、今回は竹で作ろうと思います。 竹は極限まで薄くしてもとても丈夫。...
2023年6月1日


錫粉用粉筒作る
どうやら近いうちに錫粉を蒔く事が確定しました。 別に錫粉は金粉みたいに高価ではないので、匙と毛棒だけでもできなくはないのですが、デリケートに仕事してみようと思いました。 というか粉筒を持っていないので作ってみたかったのであります。...
2023年5月25日


第63回東日本伝統工芸展
日本橋三越にて東日本伝統工芸展が始まっております。 籃胎蒟醤盤「太郎冠者」 らんたいきんまばん「たろうかじゃ」 太郎冠者とは椿の品種名であり、原種に近い大昔からある椿です。 葉っぱも大きい。 椿は実に膨大な品種がありますが、原種も変わらず愛でる日本人の精神に感銘。...
2023年5月20日


葉脈標本作る
念願の葉脈標本を作りました。 12年前の研究生時代から作りたいと思っていましたが、アルカリ性にびびって手を出せませんでした。 しかしながら去年竹の油抜きで苛性ソーダを手に入れていたのでした。 あらやだ、できるじゃない。 10パーセントの液を作り椿の葉っぱを15分ほど煮ますが...
2023年1月17日


ペットボトルと戯れる
某所で差し入れでいただいた超かわいい水のペットボトル。 当然集めたよね。 ラベルをはがして アイロン(弱)をかける。 一回り縮んでパリっとしました。 容器の方はカッターで切って口にアイロン(中)をあてました。 短いヒゴの容器にしようと思います。...
2023年1月13日


籃胎蒟醤香合「ハゴロモルコウソウ」
第40回日本伝統漆芸展が西武池袋本店にて開催されております。 今年から会場が七階催事場に変わっております。 どうぞお近くへお越しの際は宜しくお願いします。 ✴︎ 香合ルコウソウシリーズの最後はハゴロモルコウソウです。 ルコウソウとマルバルコウソウの交配種がハゴロモルコウソウ...
2023年1月13日