台湾で買ったキサゲ的な刃物。
用途はなんだったんだろう。
丸刀もあったなぁ。
まずはコイツを半分に切るよね。
数を増やしたいよねー。
何故増やしたいかって?
それは研ぐ手間を省くためでございます。
一本でまわしてたらいちいち研がなければならないじゃん?
三本くらい同じ刃物があると理想だよね。
効率は大事なのであります。
何故ならインスピレーションを形にするためには鮮度が命だから。
もう決まってる、が理想。
蛇行しながらの作業は自我が入る。
なかなかできませんがね。
総ハイス鋼だからダイヤモンドの刃で切りました。
かたいのなんのって。
おおよそ一周溝を作ってペンチで割りました。
その後は金板で裏だしして。
檜を切ります。
檜は水仕事しても腐りにくく加工もしやすいです。
彫りがグスグスでもまあ大丈夫。
その分接着剤がはいるから。
蒟醤剣も実は接着剤のコーティングだけでグリップにもなります。
両方彫りこみます。
印刀
間隙
底を平らにするのはキサゲ。
そう、キサゲによるキサゲのための仕事。
あとはEセットで接着後、鉋で形成。
まずは角を落とし八角にしてから面取りすると丸くなります。
木の長さは15センチと16センチで作ってみましたが、あんまり関係ありませんでした。