合間に
- 神垣夏子
- 2019年7月10日
- 読了時間: 1分
堆漆で小物を。

接着した後は

形をヤスリであらかた整えます。

轆轤が使えれば早いでしょうが、堆漆は薄い漆の塗膜の塗り重ねによるものなので、熱で剥離する可能性があります。
以前、窓際に置いていたら、層で剥がれた事がありプチナーバスになりました。
堆漆板作るのも地道だったから、形を作るのも地道なのでしょう。
なんかもう漆に関しては文明の利器を諦めて、『私はエネルギーを物質化してるんだ』と思うようにしてます。

螺旋に削りたい。

掛け軸の軸先でした。

艶上げは良く硬化させてから。
横の漆の層の部分は艶が上がりにくいです。
ここのところ立て続けにヘラを折る。

力んでるんでしょうか…。
箆は持ち手の部分は厚めに作るのですが、わからなかった最初の頃は全体的に薄くしてしまいがちです。
道具の入れ替えの時期というものもあるのかもしれないですね。
とか言いながら折れたものからは小さな箆が三本くらい作れます。