​物作りの日々。と言葉

竹工芸名品展・シンポジウム行ってきました。


東京国立近代美術館工芸館にて竹工芸品展が開催されております。

先日そのシンポジウムに行ってきました。

竹工芸が海外で注目されています。

それはアビーさんというNYの富豪のコレクターとメトロポリタンの学芸員と日本の学芸員の数人から始まったブレイクだったというお話でした。

アメリカで作品が高値で売れていく。

人間国宝の藤沼昇先生が登壇されておりました。 

全然お近しいわけでもないのですが密かに大ファン。

なんてったってお人柄がチャーミングであり言葉にユーモアが溢れていて、人が好きなんだろうなーというのがとても伝わります。

ですが、かたや私は作家だから作る事に集中したいし、作品にとりかかる数ヶ月は誰にも会いたくないともおっしゃられていました。

作家は作る、ギャラリーは売る、キュレーターは研究、展示、保存管理等、それぞれの本分があり、それぞれの立場で死ぬ気で責任を持っていれば他の何もののせいにもできないとも。

逆に言えば、そういう気で臨めばそういった人たちと繋がっていけるよという事だと思いました。

優しさとけじめの両方を兼ね備えた素晴らしい先生なのだなと改めて感じました。

職人と作家の違いにも触れられていて、職人は決められた図面上のものを上手く作るために厳しい修行をしてきた人であり、作家は自分の作りたいものを作るので今日から看板を上げる事もできます。

ただ技術においてはその人がどれだけ必要としているかにもよりますのでピンからキリまでいる世界です。

工芸会に所属している上のほうの方々は間違いなく一流の腕によって作品に自分の哲学をこめられております。

そうした人が組織を作って、一人ではできない事をしていく…。

「NYで日本伝統工芸展やったら絶対面白いよ!」

藤沼先生のお話を聞くといつも胸がいっぱいになるのでした。

〜おまけ〜

竹橋の毎日新聞社の地下に赤坂飯店っていう中華料理屋さんがあります。

ここの中華ソバはどれも絶品…。

今回は担々麺頼みました。

ドロドロのスープはコクが深く複雑な味で、卵色の太麺に絡まる辛さの中にほのかにまろやかな甘みも感じられ、どことなくピーナッツみたいな味もしました。

(訳:超美味い)