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​物作りの日々。と言葉

オ・カイコ



繭玉を手に入れた!






その名も「新小石丸」




NEO☆KOISHIMARU




かわいい!






原種の小石丸より一回り大きいようです。


由緒ある小石丸様はあいにく在庫切れのようでしたので、チャンスがあったら買ってみたいです。





繭の形をした振出しを作りたくなり、参考に購入しました。




色々ネットで調べていたのですが、とあるページに…



「お子さんは自由研究に、大人の方は繭を手の平に乗せて知的好奇心を刺激してみてください」



というキャッチーな言葉に、私は当然のように打ち抜かれました。

   






手の平でコロコロしているうちに。



表面のテクスチャー、モコモコした感じをどう作ろうか。


これこそ絹で網袋作ろう。


金平糖は蛹色(茶色)がいいんじゃないか。笑


なんて思いが次々と湧いてくる。



糸もとってみたいですね。




✴︎




蚕は家畜なんですよね。

人の手なしには生きられず、野生には帰れません。



幼虫は枝に捕まる力がなく。

成虫には口がなく。飛ぶこともなく。

だけど500個も卵を産むそう。




人間に美しさを提供しているかぎり、種の保存が約束されています。



だけど人間が支配しているようで、逆に蚕に乗っとられているような始まりと終わりを内包した関係性。


倫理観もわからなくなります。


漆と一緒…。




日本の経済を支えてくれたお蚕様。








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