​物作りの日々。と言葉

油抜き



竹材屋さんから青竹を購入しました。


節間が長いものを選んでいただき、ありがとうございました。






今年は自分で油抜きしてみようと、50リットルの寸胴鍋も買ってみました。



ドラム缶を縦割りにして鍋にしている方もいて、みなさん工夫されているのだなと思いました。



業者から個人レベルまで、油抜きのやり方をネットでシェアして下さっている方がいてかなり有り難かったです。






ごく少量の苛性ソーダ(0.2〜0.3%)を入れ煮出します。


鹸化反応っていうそう。






沸騰はしなかったので、20分と長めに煮てみました。







取り出したら大急ぎで一本ずつ布で拭き取る。






油抜きした真竹はピカピカ、ツヤツヤです。






最後、茹で汁をクエン酸で中和させます。


竹を煮るだけである程度和らぐらしいんだけども一応。







竹芸家さんは皮目を使うから、伐採の段階からかなり気を使うのだそうです。


確かに作品の表に傷はつけたくない。



やはり強いこだわりを持つなら一から全部自分でやるんだろうなぁ…。





ガラス質の表皮には漆がのらないので、漆芸家は皮目を捨ててしまいます。





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竹の油抜きには、湿式と乾式があって今回は湿式を行いました。


もしかして火で炙る乾式の方が、設備的にも量的にもやりやすいのかななんて思いました。


次回は乾式の油抜きにトライしてみたいです。




ちなみに茹でた後の竹を炙ってみましたが変化はありませんでした。



油がちゃんと抜けてくれたのでしょう!