庭の芍薬が咲いています。
この時期は芍薬を楽しみたい!
意外とスーパーなんかでも安く買えたりして嬉しい。
ビビットなピンクに釘付けです。
ちなみに漆には紅色っていうこの手の色の顔料がありますが、なかなか扱いにくい。
漆と顔料が化学反応おこすらしく、すぐに乾かない漆へと変化するので塗る直前に色練りします。
芍薬、牡丹、百合は美人の象徴…。
芍薬や牡丹は日本画の表現が美しいなといつも思います。
ぱぁっと滲むようなピンクの絶妙な色合いは見るだけで多幸感。
ところが漆において、滲みぼかしは「混ぜる」なので概念が違うぅぅ
表現力向上のプロセスは、水彩画を通らなければならないかもですね。
次の日には花びらが散っていました…。
切花にすると弱いですね。
芍薬は咲くのにきっとパワーが必要なんだろう。
ピンクも薄くなっていった。
いろはにほへとちりぬるを
裏についているのは水滴ではなく蜜でした。(甘苦かった)
そういえばミツバチが花の中でコロコロ転がって花粉だらけになっていた。
きっと芍薬の蜂蜜もあるのだろう。
ふさふさの雌蕊…。
20枚の大きな花びら。
そら豪華さ。
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