木槿
- 神垣夏子
- 2019年7月19日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年6月18日
今年の夏は妙なかんじ。
むくげが咲いています。

木槿を用いて、いつか蒟醤で表現したい事があります。

それは来年になるのか、数年寝かせるのか、もしかしたらやらないのかわかりません。

できるならば美学の追求を続けていきたいけれども。
色々を握りしめないようにしたいなとも思っています。

執着を手放すと、全てが上手くいくって言うじゃない?
リラックスして心を健全に保ち、運を天に任せれば最善の道が開けるのだそう。

ちょっと考えられないミラクルが起きるのは、自分の本音とつじつまが合わさった時。

自分の意思で道を切り開いてきた事なんて実は一度もなくて。
漆は完全なる巡り合わせだったし。
人生の休憩くらいに思ってました。
ものづくりは好きだったので、素材が何であれきっとはまっただろうし、それなりになっていくだろうなとは思うのですが。
何故漆芸だったのかがわかる日がいつか来るのでしょうか。
仕事を辞めた時は本当にボロボロで思考停止状態でした。
詰んだわ…って思いました。笑
しかしその後しばらくして、人生が180度変わっていきました。
「こうあるべき」や「こうしなければ」というエゴを止めた時に動き出す不思議な力があるのだと思います。
願望は掴みとるものではなくて、自分を信じて流れに身を任せる事なのかもしれないと今は感じています。