乾漆香合「桃」
- 神垣夏子
- 2019年2月13日
- 読了時間: 1分
◆アートフェア東京URL 2019/3/7(木)〜3/10(日) 国際フォーラム
◆香川県漆芸研究所URL
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アートフェア東京へ出品する作品紹介をしていきます。

乾漆香合「桃」
Incense Box with "Peach" design
¥40,000
色合いを楽しんで作りました。
手のひらサイズの小さな香合です。
炭点前の時に炭斗(すみとり)の中の香合台と呼ばれる炭の上に香合を置きます。 (かなり軽いので転がるかもしれないなぁ)

湧き水を汲んできて、炭火で沸かしたお湯で点てるお茶はお御馳走と呼ばれていました。
お茶も大変な世界ですが、千利休が舶来品の蒟醤の箱を茶道具として見立ててくれたのは、とても感謝すべきことと感じています。
なので蒟醤の茶箱は時々トライしたい。 掛け子とかもーほんと面倒くさいんですけど。
茶道も3年ばっかしやりました。 茶道は工芸のすべてがつまってますから、関係者なら学んで損は絶対ないと思います。 漆なら棗とか…茶箱とか…盆とか…色々。 その他、掛け軸、お花、書、香、歌、精神的なものも沢山学ぶ事ができます。
そこはほぼほぼ母親世代の方々の中でのお稽古でしたので、なんだかとてもかわいがってもらった役得な私でした。
