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​物作りの日々。と言葉

2019年



年末年始はこやつと向き合う事にしました。




定期的に地紋は彫りたいと思っています。


年柄年中線彫りしている人には及ばないけれど、私は私なりにやろうと思う。







2019年は内面が変わりました。

若干精神世界にも目覚めてきました。


田口善国先生の言葉がなんとなくわかる。


必要な能力は必要な時に開かれるようになっているのかな。





最近火鉢を出して、そのそばでウトウトしながら感じたことがありました。



漆は今でも自分にとっては好きでもなければ嫌いなものでもなく、どういったモチベーションで今まで続けてこれたのかがずっとわからなかったのですが、きっと炭火のようなものだったのではないかと思いはじめました。



ガスバーナーのような情熱だったら瞬発力はすごいけど、あっという間に燃料切れになるだろうと。



丁寧な仕事を求められていると、炭を足す瞬間などは自分と向き合う事もできたり、時には人から足してもらったり。


私の方が漆のトロ火にゆっくり暖かく癒されて手放せなくなっていたのだと気づかされました。




それがわかり始めたのなら、今度は火を分けてあげる仕事に移行していくのではないか…という予感がしています。



そのためにはやっぱり漆が上手くなりたいし、深くなりたい。







☆☆☆



ここ数年で徐々にフェードアウトをはかってきた年賀状ですが、勇気を持って今年から失礼する事に致しました。


すいません、ありがとうございました。

m(_ _)m


一年があっという間に過ぎていきますが、今年も大変お世話になりました。





























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