​物作りの日々。と言葉

休む


乾漆仕事はしていないのですが、籃胎も石膏は使います。

石膏はすぐ形にできていいなぁとつくづく感じます。

漆はどんな小物でも完成まで半年はかかるし、塗れば一日以上は待つし。

他の素材の方の仕事を聞くとケタ違いに時間の流れが違い、概念を変えざるを得なかったです。

そんなこんな考え事しながらカッターでダンボールを切っていたら、定規から乗り上げて指を切ってしまいました。

こういう時は「仕方ない」と思うようにしてるんですが、体は正直で、みるみる眠たくなっていきます。

…こうなると休むしかないですね。

油断というやつだったし、何らかのお知らせか警告として受けとめようと思います。

刃物は危ない。

そういえば、ここのところきちんとしっかり休んでない。

とある竹芸家は、手を切ったらものが汚れるので仕事をしないのだそう。

素材がそのまま形になっていくものは、そういう点でナーバスになっていくのでしょうね。

違う素材を扱う方の話を聞くと、羨ましい一面と漆の魅力を再確認するという両方を同時に感じる事ができるので、とても有意義な時間となります。


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