お六櫛
- 神垣夏子
- 2018年10月18日
- 読了時間: 1分
納戸で発見した昔のお宝。
おそらく木曽のお六櫛ではと思います。
祖母が使ってたのかしら、数年前に見つけてめっちゃテンションが上がりました。
今でも売ってますが、きっとかなりお高い。
それもそのはずで、この100本以上ある櫛歯はすべて手挽きであり、しかもミネバリとかいうめっちゃ堅い木。
斧が折れるからオノオレカンバともいうそう。
その加工だなんて、想像するだけでゾッとします。

すーごい職人芸…。
肝心の使い心地も絶品。
髪のホコリみたいな汚れまで取れるし、何より毛根が気持ちよい。
椿油を定期的に染み込ませて大事に大事に育ててたんですが…
今日、突然歪んだ。

…。
そういえば前の晩、水洗いしました。
うーん、木は何年たっても動くのですねコノヤロー。

それにしても美しい。
見ているだけで幸せな気持ちになってしまうなー。
なんとかせな。
重しでプレスしても変わらなかったので、少し指で力を加えたら…。

なんとかここまでは。
よかったです。