​物作りの日々。と言葉

第58回 東日本伝統工芸展


25日より始まりました東日本伝統工芸展の初日には、支部の研究会、懇親会がありました。

いただく言葉は良いも悪いも重い。

今回は、棗と盆の組みを出しました。

自分でもちぐはぐであったところを見抜かれてしまったなと思いました。

最低限として上手いものを作る事は当たり前、というところから上のものが求められています。

自分が何を目指すのかというところによって作るものは変わっていくようです。

視野を(勝手に)狭くしてみたり、逆にものすごく俯瞰的な気持ちになって不安になったりまだまだ安定しません。

群れない、媚びない、属さないってカッコいい…!ってずっと思っていたけど、高いハードルを越えて頑張って属してみたのだ。

きっと得られる何かがあるはずだと感じたからです。

昨年、立て続けに賞をいただいた直後に「もう一つ越えなければいけない壁がある」と言われました。

何だろうな…ってずっと考えていたのですが、今回ヒントをいただいた気がします。

すぐに結果として出せるものではないかもしれませんが、焦らずにじっくり練っていきたいです。

それから。

漆をはじめた時に「10年は毎日必ず漆を触る」という目標を掲げました。

触れない日は、漆の本を読んだりしていました。

そのおかげで今日を迎える事ができましたが、

10年過ぎた今。

漆を触らない日を作ろう…と思いました。

そんな一日を、最初私はどう過ごしていいかわからないかもしれませんが、心身共に大切な事なのかなと感じました。

そういう事を色々教えてもらいました。

また、とある先生の作品に雪の結晶が描かれており、子供の頃に毛糸の手袋についた六角形の結晶を思い出しながら作ったのだと説明してくださいました。

なんだか私まで、懐かしいな…と小さな頃とても感動した事を思い出しホロリときました。


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