漆の難しさといえば、反復作業の多さに尽きると思います。
一つ一つの作業が高度なテクニックを要しているわけではないけれど、期間内にいかに膨大な量の単純作業をクオリティを下げずにやりきれるか…という精神力が問われるような気がしています。
そして量モノをいかにストレスなく行えるかといえば、きちんとしたシステム作りなのではないかなと思いました。
まず自分にとって初めての事は手探りな部分も多く、やりながら「ああしたほうがいいかな」「これが足りない」と考えながらになりますので、とってもつらい!
頭を使いながらの単純作業は苦しい。
とにかく早く「運動」の状態にしてしまった方がよいだろうなという事を目指し環境を整えようと思っています。
最終的に一番頭をつかいたいのは表現のところなので、その前に力尽きてしまわないようにしたいと思います。