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​物作りの日々。と言葉

トクサで研ごう


今はサンドペーパーのような便利な道具がありますが

研草(トクサ)はその名の通り、物を研ぐために使われた昔からの自然の道具です。

茎に珪(ケイ)酸が沢山含まれるため、物を研ぐことができるようですね。

ガラスっぽいって事かな?

うちには普通のトクサとオオトクサと2種類があります。

オオトクサはけっこう珍しいんじゃないかなぁ。外来種のようですが。

見つけた時はテンションが上がりましたけど、茎が直径1センチくらいでかなり太いです。

地植えにすると地下茎が広がりすごく増えますよ。

何かで囲ったほうがいいかもしれませんね。

というより囲えば囲ったなりにみっしり生えてくるので、庭をステキにデザインしやすいのではないでしょうか~。

私はふつーに道具として使いたいので沢山育てています。

木工など面取りに便利です。

サンドペーパーの様に小傷が入りにくくかなり気に入っています。

使い勝手は両方同じかんじです。

なぜか時々つくしんぼうみたいなのが先っちょにできたりします。

それもそのはず。

スギナはトクサ科であり、つくしはトクサの仲間なのだ。

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そして今日のオキナグサ。

着実におじいちゃんになりつつあります。

そのうちフサフサになるでしょう。

寄合みたいになってます。


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