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​物作りの日々。と言葉

旬の筍いただきました。


春はおいしいものが沢山食べられて嬉しいですねぇ。

私は籃胎(らんたい)という技法で漆を塗る素地を作っているのですが、材料が竹なんです。

食べる筍は大体、節と節との間が短い孟宗竹(モウソウチク)なのですが、

竹細工で用いられるのは真竹(マダケ)と呼ばれる節間が40センチくらいあるものです。

あぁあ・・・真竹を庭に植えたい・・・!ぜひ植えたい!

コンクリートで脇を固めて竹林を作りたい!

使うのは一年にぜいぜい1本だから小さくていいのだ。

真竹の筍もおいしいらしく、噂に聞くとちょっとほろ苦いみたい。

そんなに育てないから、広がらないように沢山筍食べるから。

沢山ある、かなえたい夢の一つです(笑)

物作りで1から10まで全部自分で行うのは本当に無謀なのだけど、経験はしたい。

やっぱり経験しないときちんと語れないと思うから。

(いや…これは自己満足の方が意味合いが強いかもしれないけれど)

図案の為に草花育てたり、漆植えてみたり、竹を育てたり

こういうのも広大な山とかならいいのだろうけど、私は欲張りなんだろうなぁ。

自然も好きなんだけど、都会はもっと好きなのだ。

都会を一人で歩いていても、こんなに人がいるのに誰も私を知らない。

ふと、田舎にいるより寂しいかもしれないと思いました。

人種のるつぼ、六本木でそう感じました(笑)


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