​物作りの日々。と言葉

籃胎蒟醤長箱「タイワンツバキ」②





直接下書きしていきます。





立体は立体で描いた方がわかりやすい。





「蒟醤とは漆の面にキズをつけて漆を充填する事」



と蒟醤の人間国宝はおっしゃっていた…。


ので今回蒟醤剣は使わず彫刻刀で彫りました。





蒟醤は不思議な表現で、ツライチの面にいくらでも図案を重ねる事ができます。


それはセル画を重ねるようでもあるし、フォトショのレイヤーのようでもあります。





また彫りにも色埋めにも工夫ができるので、掛け算すると非常に幅広い表現ができるものとなります。



開拓の余地がまだまだあるでしょう。






ツヤ上げすると途端に雰囲気変わります。


評価される作品としては御法度でしょうが、上研ぎのマットな雰囲気が一番好きです。



100%の仕上げよりも90%くらいであとは経年変化していく楽しみを作りたいものです。





内側は青銅塗り風に粉蒔いてみましたぁ。



作品ずっと作ってますが、いつも自分の思いと外側の世界とのせめぎ合いです。