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​物作りの日々。と言葉

籃胎蒟醤長箱「タイワンツバキ」①





そう、4月の東日本伝統工芸展は中止になったのでありました。



しかし図録も配布され、受賞者も公表されたので、この作品は会場に並ぶ事なく発表扱いになるかと思います。



発表の場を作ろう。自力で。




作品の写真アップしたんでよかったら見てやって下さい。








いつも展示のちょっと前に作品を振り返るようにしているのですが今回はちょっと時間があき、もはや懐かしいというか高松の新人賞展と重なり毎日が一生懸命であったなという思い出がよみがえります。






冬はお花も少なくて。


そんな中タイワンツバキが素敵に咲いていましたので二か月くらい毎日スケッチしてました。





その間素地も進めますが、「籃胎は乾漆よりずっと早く仕上がるんやで」という先生の言葉に最初の頃は「は?」と思っていましたが、最近はそうね…と思えるくらいにはなってきました。



ひご作りは確かに手間なんだけど、編んだなりにそれが芯になってくれるから手順がわかりだしたらなるほど早いわ。



今回他にも色々重なっていたので技法に救われました。






また、ふつう蒟醤は彫る層を作るために黒で10回ほど塗りかさねるのですが、今回色漆で8回ほど塗りました。





新橋って顔料はメーカーによって全然色が違うのですがどの色も好みです。


緑なんだか青なんだかわからない不思議な色です。



色んな人に新橋が好き好きと言っていたら、新橋のおでん屋を紹介されました。






支部展は色々挑戦してみてねと言われているので、自分なりに開拓を試みてみました。





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