籃胎蒟醤棗「秋草」
- 神垣夏子
- 2021年1月12日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年1月16日
日本伝統漆芸展が池袋西武にて13日よりはじまります。
緊急事態宣言がでておりますゆえ、お出かけの際はくれぐれも気をつけていただきますようよろしくお願いします。
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今回は棗を作りました。
素地を作ったのは大昔すぎて写真もなかった。

蒟醤は10回塗り重ねるのでどうしてもかまぼこの端のように合口は薄付きになります。
ので毎回切り合い口風にしています。

上塗り2回は外してから。

先ずは背景の草たちを彫り、色埋め、研ぎつけをしました。

散歩しながら集めた道草。
雑草も結構かわいい。

彫りも楽しみました。

ミズヒキソウやヒルガオ。

大きい作品も難しいけど、棗もまとめるのは難しいと思いました。

あまり労力(気力)は変わらないですね。
図案が決まるまで苦しいのは一緒だった。

秋草はよく漆芸作品でテーマになります。
春夏秋冬の雑草で形を変えて茶器作ってみたいなあなんて思いました。
中次や金輪寺、平棗など茶器の形も様々で気になります。
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