「幻想」は英語でfantasy。
Fantasy、fantasie、ファンタジー…
実は英語表記にしようかギリギリまで迷っていましたが漢字に落ちつきました。
ちなみに裏面はこんな感じでした。↓
正面指定はしていなかったのでどっちが表になるかな?とひそかに楽しみにしていました。
今回、図案は紙におこさず直接器物に描いていきました。
立体を平面で説明するのはちょっと無理があるのよね。
例えば設計図なんかは紙上に上、正面、側面の三面からアプローチするのですが、そこからはイメージしずらいので結局模型を作ったりするわけです。
かたやプログラミングで用いるフローチャートという概念は、私は個人的に神様視点と読んでいます。
始まりと、終わりと、プロセス全てを同時に把握する事ができるからです。
この概念によってとてもとても仕事がやりやすくなりました。
あとは…
もうなんだろうな、ほんと人生経験というか。
内面を豊かにしていくという方向へのシフトですかね。
今回の作品が気づかせてくれた大事な事は客観視。
作品から人の話から深く意図を読み取れるようになっていきたいと思いました。
鑑審査員の先生方は当たり前なのですがやはりすごくて、私が作品について説明しなくても「こうだよね」とドンズバで言い当てるので、ドキーッとするわけです。
的外れではなく、お見通しなのです。
まずは自分の価値観から外れたものを許容するためには意識領域の拡大が必要でしょう。
脱皮ってやつです。
✴︎
日本伝統工芸展、東京会場(日本橋三越)は26日をもって閉幕しました。
私も何回か会場へ行きましたが、来場者数も戻ってきたように思いました。
賞も二回目ですが、また前回とは違う複雑な気持ちを味わいました。
またおいおい語れたら。笑
これより全国を巡回していきます。
ありがとうございました。
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