日本伝統漆芸展が、12日より西武池袋にてはじまります。
よろしければご覧くださいませ。
今回の作品を交えて蒟醤(キンマ)における側面をまたぐ彫りの話をしようかと思います。
蒟醤という加飾技法は「筆で描く」ではなく「刃物で彫る」なので、下に圧力がかかり器物がグラグラしてるとものすごくやりにくくて。
なので固定の台を作ります。
大きい作品でもやはり固定する何かを作ります。
この一手間がテキメンに仕事を早く、しかもキレイに仕上げられるようにしてくれます。
ものづくりを支えるものづくり…があります。
ルコウソウはなんて事ない小さな蔓ものの花なんですが、漆芸研究所の授業でのファーストインプレッションはすごかった。
こんな花があるんだ!
もちろんかわいいと思いましたが、
「知らない」という衝撃。
ひょっとしてアタシは知らない事だらけなんじゃないかしらと思ったものです。
その時からルコウソウが私を掴んで離さない!
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